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shade10.5〜15用スクリプト(WINDOWS&MAC用)一覧はこちらです。


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2010年03月02日

shade用スクリプトその55(ガイドラインへフィット)

新)ガイドラインへフィット20130123.txt

旧)ガイドラインへフィット120330.txt

旧)ガイドラインへフィット110412.txt

旧)ガイドラインへフィット20100303.txt

旧)ガイドラインへフィット2010302.txt

<重要>上位パートに変換がかかっている状態で、かつ一時ローカル座標モードかろくろモードONの状態でスクリプトを実行すると、「スクリプトの処理結果をキャンセルした際」に形状が破壊されてしまう不具合を修正しました。(2010.03.03)
修正前の旧版をお使いの方は不具合を修正した新版をダウンロードしなおしてください。
(メッシュツールプラスウィジェットでスクリプトを利用していた方はメッシュツールプラスの最新版をダウンロードしなおしてください。)

shade13.22にあわせて修正(2013.01.23)
shade13.01に対応(2012.03.30)
shade12.02に対応(2011.04.12)


前回の「ガイドラインムーブ」スクリプトは選択頂点が基準線と同じように横一直線にならんでいる場合はガイドラインの形に似た結果になります。
ガイドラインへフィット001.png
このような場合は
ガイドラインへフィット002.png
というガイドラインで「ガイドラインムーブ」を行うと
ガイドラインへフィット003.png
ガイドラインの形と似た結果になります。

ガイドラインへフィット004.png
しかし元の選択頂点がこういう風に基準線と平行な横一直線の直線状にはならんでない場合は…

ガイドラインへフィット005.png
こういうガイドラインで「ガイドラインムーブ」で変形しても
ガイドラインへフィット006.png
このように変形されます。
「ガイドラインムーブ」では「基準線とガイドラインの差異」に基づいて移動変形を行うため、ガイドラインの形から結果は想像しにくいです。


それに対して、今回の「ガイドラインフィット」スクリプトは、ガイドラインの形にぴったりと沿うように頂点を特定の軸方向へ移動するため、元の頂点のならびが直線状であろうが曲線状であろうがガイドラインの形に整列させる事ができます。

ガイドラインへフィット006.png

ガイドラインへフィット007.png
というガイドラインを使って「ガイドラインへフィット」を実行すると…

ガイドラインへフィット008.png
という風にガイドラインの形に頂点を移動できます。

なお、上位パートに変換がかかっていたり、ローカル座標モードの場合は結果がおかしくなりますのでご注意ください。


<使用方法>
ガイドラインへフィット009.png
とりあえず平面状のポリゴンメッシュの上端をこの「ガイドラインへフィット」で変形してみます。
上図は上面図の画像です。

ガイドラインへフィット010.png
「ガイドラインへフィット」でガイドラインを作成するためには、『端の頂点を二つだけ』選択している必要があります。
二個以外選択状態ではガイドラインの作成ができませんのでご注意ください。

ポリゴンメッシュの頂点を二つだけ選択して「ガイドラインへフィット」スクリプトを実行します。

ガイドラインへフィット011.png
というダイアログがでます。
今回は選択頂点をZ軸方向に移動し、上面図でガイドラインの形を整えるため、ガイドラインの軸は「X軸」を選択します。

ガイドラインの軸の選択については、「頂点の移動方向と垂直な軸」を選択してください。

・選択頂点をX軸方向に移動したい場合
  ガイドラインの形を上面図で整える場合はガイドラインの軸は「Z軸」を選択
  ガイドラインの形を正面図で整える場合はガイドラインの軸は「Y軸」を選択

・選択頂点をY軸方向に移動したい場合
  ガイドラインの形を側面図で整える場合はガイドラインの軸は「Z軸」を選択
  ガイドラインの形を正面図で整える場合はガイドラインの軸は「X軸」を選択

・選択頂点をZ軸方向に移動したい場合
  ガイドラインの形を上面図で整える場合はガイドラインの軸は「X軸」を選択
  ガイドラインの形を側面図で整える場合はガイドラインの軸は「Y軸」を選択


「二頂点間を結ぶ直線がどの軸と一番傾きが近いか」で覚えてもいいです。
今回の例では上面図で作業してますので、二頂点間を結ぶ直線の傾きと一番近いのは「X軸」となりますからガイドラインの軸は「X軸方向」を選択します。

ガイドラインへフィット012.png
ガイドラインの軸の選択が終わると、選択していた二頂点間を結ぶ開いた線形状が作成されます。
これが「ガイドラインへフィット」用のガイドラインです。
好きなように変形してください。

ガイドラインへフィット013.png
こういう風にガイドラインを変形してみました。
ガイドラインへフィット014.png
ブラウザで元のポリゴンメッシュを選択します。
頂点が二個しか選択されてませんので、移動したい頂点を選択しなおしました。
で、この状態で「ガイドラインへフィット」スクリプトを実行。

ガイドラインへフィット015.png
「変形を行う」しか選択できませんので、そのままokを押します。
ガイドラインを作成しなおしたい場合は、ブラウザでポリゴンメッシュの下に生成された「gfit」パートとその中身を削除するか、端の頂点を二個選択状態で「ガイドラインへフィット」を実行し、「ガイドラインの新規作成」を選択してください。

ガイドラインへフィット016.png
というダイアログがでます。
ガイドラインの分割数については「ガイドラインスケーリング」や「ガイドラインムーブ」と同じです。

「ガイドラインへフィット」では選択頂点の移動方向を選択する必要があります。
今回は上面図で見て上下方向(Z軸方向)に選択頂点を移動したいため、移動方向は「Z軸方向」を選択します。

ガイドラインへフィット017.png
「ok」を押すと、選択していた頂点がガイドラインの形にフィットするようにZ軸方向に移動されました。
選択していた各頂点のX座標とY座標は変わっていません。

ガイドラインへフィット018.png
ブラウザでガイドラインの線形状を選択し、形を変えてみました。
ガイドラインへフィット019.png
編集モードから抜けずにそのままブラウザでポリゴンメッシュを選択します。
頂点の選択状態は先ほどと同じままだと思います。
この状態でまた「ガイドラインへフィット」を実行すると…。

ガイドラインへフィット020.png
変更したガイドラインの形へ即座に変形できます。


上記例では平面的なポリゴンメッシュで変形を行いましたが、図面で見て同位置に頂点が重なっているような場合はまとめて変形する事もできます。

ガイドラインへフィット021.png
例えばこのような選択頂点を変形してみます。
ガイドラインへフィット022.png
上面図で見て選択頂点は4個ずつ同じ位置に重なっています。
ガイドラインへフィット023.png
ガイドライン作成のために上面図で頂点を選択した後、正面図や側面図で選択の絞込みや除外を行って頂点を二つだけ選択状態にします。
「ガイドラインへフィット」を実行。
ガイドラインへフィット024.png
二頂点を結ぶ直線は傾きがZ軸に一番近いため、ガイドラインの軸は「Z軸」を選択し、生成されたガイドラインの形をこういう風に変形してみました。

ガイドラインへフィット025.png
元のポリゴンメッシュを選択し、移動したい頂点を選択しなおします。
で、「ガイドラインへフィット」を実行。
X軸方向に選択頂点を移動したいため、移動方向は「X軸方向」を選択。

ガイドラインへフィット026.png
ガイドラインの形にそっくりに移動できるというわけです。
選択していた各頂点はX軸方向には移動しましたが、Y座標やZ座標は変わっていません。


注意点として、「ガイドラインへフィット」スクリプトは縁あたりの辺だけを整えるのには便利ですが、「ガイドラインムーブ」のように内部の頂点もまとめてごっそりと移動するのには向いていません。
ガイドラインへフィット027.png
上面図で上記のように選択し、
ガイドラインへフィット028.png
このようなガイドラインで選択頂点をZ軸方向(上面図の上下方向)へ移動すると…
ガイドラインへフィット027.png

ガイドラインへフィット029.png
という風に変形しておかしな事になってしまいます。

ですので、このスクリプトは外側の辺を成形するのにだけ使用してください。


なお、変形後に不要になったガイドライン(gfitパートとその中身)は削除してもかまいません。

posted by stxsi at 18:37| shadeスクリプト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする